今月18日に発生した放火事件により多数の社員が亡くなり、現在も多くの社員が治療を受けている京都アニメーションが29日、公式サイトで代表取締役社長の八田英明氏名義のメッセージを6ヶ国語で発信した。
「世界中の皆さまへ」と題されたメッセージは「未曾有の出来事により、かけがえのない仲間たちが傷つき、命を奪われました。報道で世界中、信じられないほど多くの人たちが、私たちに想いを寄せて下さっていることを知りました皆さんの想いは、今、暗闇に立ち向かっている私たちにとって、かけがえのない縁(よすが)です」と、世界中からの支援について感謝した。
続けて「今、この瞬間も病院で苦しみ、精一杯生きようとしている仲間たちがいます。家族の命を奪われ、哀しみのただ中にいる方々がいます。今暫く、時間をください」と現在の状況と心境をストレートに表現。
そして、「京都アニメーションは、これからも世界中の人たちに夢と希望と感動を育むアニメーションを届け、社員、スタッフの幸せを実現し、社会と地域に貢献していくため、手を差し伸べて下さる方々とともに、必死に戦っていきます」と思いを伝えた。
2019-07-29 11:02:00Z
https://mainichi.jp/articles/20190729/orc/00m/200/037000c
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