東京2020組織委員会は7月30日、「東京2020 公式アートポスター・プロジェクト」において東京オリンピック・パラリンピック競技大会の公式アートポスターを制作するアーティストを発表した。
同プロジェクトでは国内外のアーティストがオリンピックやパラリンピックをテーマに芸術作品を制作し、アートポスターとして大会の機運醸成に活用する。オリンピックをテーマに作品を制作するアーティストは、漫画家の浦沢直樹、グラフィックデザイナーの佐藤卓、写真家のホンマタカシ、アーティストのフィリップ・ワイズベッカー(Phillippe Weisbeker)ら計11人。パラリンピックをテーマにした作品は、漫画家の荒木飛呂彦、写真家で映画監督の蜷川実花、同大会の公式エンブレムを手掛けたアーティストの野老朝雄ら計8人が手掛ける。
なお、組織委員会はアーティストの選定に際し「アーティスト選定委員会」を設置。多摩美術大学理事長で東京大学名誉教授の青柳正規が委員長を務めているほか、「美術手帖」編集長の岩渕貞哉、建築家の田根剛らが名を連ねており、同プロジェクトを管轄するオリンピック文化遺産財団とともに議論を重ねアーティストを決定した。
■オリンピックをテーマとする作品の制作者
浦沢直樹(漫画家)、大竹伸朗(画家)、大原大次郎(グラフィックデザイナー)、金澤翔子(書家)、鴻池朋子(アーティスト)、佐藤卓(グラフィックデザイナー)、野老朝雄(美術家)、ホンマタカシ(写真家)、テセウス・チャン(アートディレクター)、ヴィヴィアン・サッセン(写真家)、フィリップ・ワイズベッカー(アーティスト)
■パラリンピックをテーマとする作品の制作者
荒木飛呂彦(漫画家)、柿沼康二(書家)、GOO CHOKI PAR(グラフィックデザイナー)、新木友行(アーティスト)、野老朝雄(美術家)、蜷川実花(写真家・映画監督)、森千裕(美術家)、山口晃(画家)
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2019-07-30 11:56:36Z
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